100%純国産化~私どもの矜持~
こちらで
扱っている私が調理した京料理、原料はもちろん国内産です。
瀬戸内のちりめんじゃこ・上賀茂のすぐき・ほんまぐろが代表です。
もちろん調理においては、化学調味料不使用・保存料不使用です。
私の目の届く範囲で調理しています。
そして、
今回特に調味料の純国産化に取り組みました。
調味料は国内で製造されていても、その原材料が海外産であることが往々にしてございます。そこが、「純」をつける理由です。
例えばお醤油は、大豆・小麦・塩で製造されていますが、大豆が「脱脂加工大豆」と表記されて、海外産であることがあります。
国内産の原料の丸大豆醤油に切り替えました。
また、本みりんも、醸造用アルコールを用いたものがほとんどです。醸造用アルコールは原産国表示の必要がないのか、原料生産国の表記がありません。逆に国内産であることが稀です。
二年あまりの熟成を経て仕上げられた「本格仕込み三州三河みりん」に切り替えました。
ここを突き詰めると、本当に狭き門になり、壁にぶつかったことも数度。
調べに調べて、調味料メーカーにも直接問い合わせることたびたび。
ようやく国内産原料を用いた、丸大豆醤油・本醸造料理酒・本格仕込み三州三河みりん・島ざらめにめぐりありました。
話がちょっと変わりますが...
昔、あるテレビ番組で、こだわりのレトルトカレーを作ってられるメーカーの社長の話を視聴したことがあって...
調味料をさらに良い品質の調味料に替えることは、野球に例えると、草野球が大リーグくらい変化すると、放送されていたことがありました。
つまり、今回100%国内産に切り替えたことで、大きく味が向上したと自負しています。
よい原材料なくして、いい料理は作れません。そしてよりよい調味料なくして、なお一層の味は表現できないと確信しています。
今までの商品にたいして、手を抜いていた...とかではなく、さらにより良い商品作りができる...という話です。
最高の調味料で味付けするように変化させるため、もちろんあわせ調味液の配合にも心を砕きました。
それゆえ、何度も配合を試しました。ようやく満足できる転換ができました。
結果として
原材料国内産・調味料の原料も国内産が達成できたわけです。
100%純国産です。
生産者様・仕入れ業者様に心より感謝申し上げます。
これは決して、輸入品の原料がわるいとか良くないとかの話ではなりません。
私どものこだわりで、流儀とでも申しましょう。ほかの作り方にとやかく申しているわけではございません。
是非最高の調味料で味付けした、私ども自慢の京料理各種を是非お召し上がりください。
一部商品の詳細に、「100%純国産」の表記が、まだ間に合っていない ものもございまが、この通販サイトで扱っている商品は、完全に切り替わっています。
100%純国産のお話しでした。ありがとうございます。 店主謹白
※鰻のたれなど、追いたし追いたし使っている長年の味は、一朝一夕に転換できるわけではありません。区別するために、商品毎に「100% 純国産 さくらい品質」と明記しています。
ちなみに鰻の蒲焼きは、このサイトで販売していません。