「京の煮焚きもん さくらい」
「京の煮焚きもん さくらい」とは
約100年続く老舗料理店「京料理さくらい」の、お取り寄せ/ギフト商品のブランドです。
「京料理さくらい」で、初代伍兵衛より受け継がれてきた京料理の技と味をお届けいたします。
定番商品は「花ちりめん(ちりめん山椒)」「ほんまぐろ有馬煮」「近江牛ときくらげの葡萄酒焚き」。
そのほか、旬の食材を使った季節限定のお品、ギフトセットをご用意しております。
無添加、保存料不使用。塩分控えめ。
わかりやすく言えば、京料理の技法で仕上げる佃煮です。佃煮というと「濃い味付け」という印象を受けるかもしれませんが、「京の煮焚きもん さくらい」の佃煮は「素材の旨みをじっくり感じられるよう、限りなくうす味」。
“ほんまもん”の京の味です。そのため、屋号を「京の煮焚きもん さくらい」としております。
贈る人も、贈られた人も、幸せな気持ちになっていただけますように。口にした方がとびきりの笑顔になりますように。
真摯に素材と向き合い、実直に、そして丁寧にお作りしている「京の煮焚きもん さくらい」の味を、お召し上がりいただけると幸いです。
「京料理さくらい」について
(さくらい別館 見越しの赤松と薬医門)
創業大正12(1923)年、「京料理さくらい」は約100年の歴史があります。
結婚式や法事など大切なシーンを彩る京会席を、和の情緒あふれる空間でお召し上がりいただいています。
3代続けてごひいきのお客さまも多く、
・「大切な行事ごとは、さくらいでないとあかん」
・「小さな子どもも、健康に気を配る年配者も安心して食べられる。さくらいの料理とお人柄に信頼を置いている」
との声も頂戴して、ありがたい限りです。
皆さんのご会食の場として、ふさわしい献立、かわった趣向にはしらず、特に「八方向きする」献立作りを、常に心がけています。
(夏の煮物椀より~削り縦の本枯れ節香る、かつお出汁をはる椀盛り~)
……
私が若い頃に、今から思えばすこし変わった料理を、父や母に味見してもらったら、「旨いけど、八方向きせんで~(しないよ!!)」といわれたことがあります。
「八方向きする料理」とは「八方よしの料理」あらゆる方面のお客様に納得頂ける料理という意味です。例を一つあげると、特に好き嫌いがはっきりする珍味は、極力使いません。
その料理を、お好きでない方もいるのではないか?=そんな懸念のあるものは提供できない=NGである ということでした。
この場で私どものことを書くに当たり、今まで積み重ねてきたことを整理すると、
○素材を大切にする=余計な味付けはしない
○八方向きする献立をたてる=変な趣向にはしらず奇をてらわない
この2点を、自身あらためて再確認することができました。
脈々と受け継がれてきた京料理の伝統を大切にしながら、ほんのわずかではありますが、現在の感覚も取り入れています。
「家族のお祝いイベントに、洋食と並べても映える京料理を」「日本酒やワインが進む、京料理のお供を」など、お客さまのご要望をお聞きし、“特別な日の食卓に、和のごちそうを”“大切な方に贈りたい”と思っていただけるよう、日々精進しております。
~静かな街並みが今も残る、洛北・上賀茂~
店舗の所在地は、世界遺産・上賀茂神社のほど近く。平安時代から上賀茂神社の神職が代々神官が住んでいた社家(しゃけ)が並ぶ「社家町」にあります。
明神川にそって土塀が連なる昔ながらの町並みが、現在も残る文化財として全国的に知られています。
社家の町並みとしては、全国で唯一「国の重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)に選定されています。
(上賀茂神社より流れる明神川に沿った、土塀の続く町並みです)
上賀茂は、京都の繁華街から車で北へ約30分の場所にある、自然豊かなエリアです。周囲には、「賀茂なす」、京漬物で有名な「すぐき」などの京野菜を育てる畑もたくさんあります。
「京の煮焚きもん さくらい」でも、地元・上賀茂の生産者さんからわけていただく、京野菜を使用しています。
(上賀茂のすぐき畑)
~“煮焚きもん”とは~
“煮焚きもん”とはわかりやすく言うと「煮焚きしたおかず」です。
ちなみに、京都の日常のおかずのことを「おばんざい」とも言います。しかし、京都の人は日常では「おばんざい」という言葉を使いません。
京ことば、つまり京都での話し言葉では
焚いたもの→「焚いたもん」「焚いたん」
と、音便形に変化します。
京都人の会話の中では、「菜っ葉の焚いたん」「おじゃこの焚いたん」という具合に使われます。
「京都の味を、たくさんの方々に親しんでいただきますように……」
そんな想いを込めて、「京の煮焚きもん さくらい」という屋号をつけました。
末長くご愛顧いただけると幸いです。
~枕崎産の本枯れ節を、ふわふわの薄削りに~
京料理の基本は「出汁(ダシ)」です。
「京の煮焚きもん さくらい」でも、「京料理さくらい」とまったく同じく、鹿児島県枕崎産の本枯れ節を使っています。
枕崎産の本枯れ節は、枕崎漁港に水揚げされた良質のカツオを使い、カビ付けと天日干しを数ヶ月間繰り返す伝統製法で作られています。芳香、風味、旨みのすべてが素晴らしく、かつお節の最高峰といわれています。
枕崎の本枯れ節は節のまま仕入れ、特殊な削り機で削っています。市販のかつお節は薄削りでも0.2ミリ以下ですが、当店では0.05ミリと4分の1とかなり薄く、羽毛のようにふわふわ。削りたてならではの豊かな香りを、さまざまな料理でお楽しみいただけます。
~無添加、保存料不使用。塩分は限りなく控えめです~
旬の素材の美味しさをそのままに。
素材の持ち味を最大限に引き出すことを信条としております。
醤油は、無添加、保存料不使用です。、小豆島で醸造されたの「うす口」「濃口」を使い分けています。
どの商品も、塩分はぐっと控えめ。
塩分を気にされている方、減塩食を取り入れている方、自然食を心掛けている方にもおすすめです。
~贈答品、ご自宅用として~
<ご贈答として>
季節のご挨拶に/お中元/お歳暮/年始のご挨拶/結婚引き出物/香典返し/結婚内祝い/出産内祝い/両親の結婚記念日祝い/祖父母の結婚記念日祝い/おもたせ/ホームパーティの手みやげ/京都みやげ
長寿お祝い~還暦、古希、喜寿、傘寿、卒寿、紀寿のお祝い
<ご自宅用として>
結婚記念日/お誕生日会/夫のお誕生日/妻のお誕生日/お花見弁当/就職祝い/昇進祝い/異動祝い/転職祝い/退職祝い
なお、「京の煮焚きもん さくらい」は商標登録済みです。
☆アクセス
京の煮焚きもん さくらい
京都市北区上賀茂山本町39
075-781-2570
ec-toiawase@sakurai.kyoto