私どもの想い ③ ~仕入れについて~

皆様 こんにちは ご覧頂きましてありがとうございます。

京の煮焚きもんさくらい 店主 櫻井です。

成り立ち材料に対する想いなど、先に書かしていただきました。




今日は仕入れについて書かせて頂きます。

仕入れ業者さんは、私どもが対価をお支払いして材料を購買させて頂いているのですが、仕入れ業者さんはお客様になられるという話です。

 


話はさかのぼりますが・・・いまから10年以上前、「経営者としての心構え」をきく勉強会で、近江商人の三方良しの言葉を拝聴しました。

「あなたは仕入れ業者さんを、『ただの業者』だとおもっていませんか? 業者さんは『あなたのお客様になられますよ!』」と、ある意味 耳の痛い話を聞きました。

すぐに思い返しました。

仕入れ業者さんと、接するのは大抵仕事中です。

仕事が立て込んでいるときに、無愛想な対応をしていなかっただろうかと・・・


反対の立場で、私がもし冷たい対応をされたら、その会社に納品するのがイヤにならないだろうか、ましてやその商品を買うだろうかと?


当たり前の事ですが、仕入れ業者さんは、愛着のある材料・思い入れのある製品を、私どもに納入してくださっています。

その愛のある材料・製品を私どもが調理し、お客様に提供しているわけですから、自然と私どもに興味を持たれているわけです。

 

それゆえ私どもが仕入れの際は、基本的に価格交渉にしないようにしています。

つまり値切りません。

 


相場のことですから、高い安いは当たり前です。

天候にも左右されますし、漁の場合 潮の満ちかけにも影響されます。

しかしこの場で値段を決めて販売する以上、仕入れ値が変動するから、「時価」では成り立ちません。

 


そのため安定した仕入れのためには、私どもをわかって頂くのが、一番の早道だと思いました。

そこで、どんな魚を、どのように調理して、どんなパッケージで商品に仕立てているかをサンプルとして見て頂こうと、仕入れ時に持っていきました。

つまりこんな「煮焚きもん」を始めたと、商品を仕入れ先さんに持っていって食べてもらいます。

 


それ以来お買い求め頂くことも多々です。本当にありがたいことです。

今でしたら、ハモを仲卸さんから買って、「はも茶漬け」を焚いています。前にも書いたように、材料が一番ですから、仲卸さんに食べていただきます。


相互理解を深め「三方よし」を実践する上では、欠かせないことかと、自ら思いました。



そのうえ仲卸さんは、たくさんの納入先をお持ちで、その道のプロフェッショナルです。先にも書きましたように、あまたある店の中から、私どもの製品・サービスをお選び頂けるのは、ありがたい事、この上ございません。



想いが先行して、なかなか文章にするのは難しく、おわかり頂きにくいかもわかりません。文が長い!!と言うお声を頂戴しましたので、これでも短くしました(笑)

お読みいただきありがとうございました。

 

(下の写真は、鉾一番の長刀鉾です。まちの方々は、愛を込めて「なぎなたさん」とよばれています。特に本文と関係ありません。)

 

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