色絵桜樹図透鉢~いろえおうじゅずすかしばち~
今回のブログは、弊店の器・料理についてご案内します。
暑さ寒さも彼岸までといいますが、寒い日が続いており、さくらの季節が待ち遠しい、京料理さくらい 店主の櫻井でございます。
今回は春の器の代表例を、タイトルにしました。
「色絵桜樹図透鉢」
~いろえおうじゅずすかしばち~
尾形乾山写しの、桜鉢です。
「色絵桜樹図透鉢」
を分解して説明すると...
色絵とは、透明の釉薬をかけて焼き固めた陶磁器の釉の上に、絵の具で彩色し焼き付ける技法です。
桜樹図とは、文字通り満開の桜の木のこと。緑で表した川原に、桜らしいしやさしい幹と枝、そして薄い白 赤や緑の彩色が、満開の桜花を表しています。
最後に透鉢、文字通り後ろの景色がすかして見えます。早い話が穴があいています。その穴の形も、桜の花びらや水玉模様です。
琳派として名高い、尾形乾山の意匠を写した作品となります。
万人の喜びに満ちた春爛漫の風情を是非「京料理さくらい」にてご堪能下さいませ。
ご予約の詳細は、こちらからどうぞ
ご予約方法のご案内 – kyononitakimon.com