プレミアムなビン詰めについて
京料理さくらいは、京都プレミアム中食開発事業に採択されました
の、続き…
われわれのような、小規模な料理飲食店が、ビン詰めを作る場合、通常は熱脱気を用います。
手作りジャムのビン詰め作りを、ご自身でなさっている方々にはおなじみの…
ビン全体を加熱する方法で、空気の膨張を利用してビン内の空気を抜くやり方です。
この場合、フタの巻締(まきしめ)ももちろん、手動となります。
で…よく発生する問題が…フタが固くて開封できない…
こんなご経験ないですか?
脱気後に、巻締を手動で行うと、どうしても目いっぱいに締めることになります。
何を書きたいかというと…
ビン内の真空圧の均一化。
一定の力で巻締め。
これが長年の懸案でした。
こちらを解決するための機械導入は、私の夢でした。
↓↓以下ちょっとマニアックな説明です。↓↓
この真空巻き締め機械を、食品製造業界では、バキュームキャッパーとよびます。なお、この製造企業は販売代理店契約をしておらず、直販のみです。現地(山形)に私自身赴き、機械の性能は確認済みです。
京都府産品を使った加工食品のテスト販売には、バキュームキャッパーは必要不可欠な備品です。
安全安心に真空巻き締めを行うことは、加工食品のロングライフ化にもつながり、ロスカットにもなり製造の省力化につながります。
ビン詰め業界では、バキュームキャッパーの導入は業界スタンダードとなっています。お読みいただきありがとうございます。
プレミアムなビン詰め、発売開始前の店主の想いでした。