「道具へのカンシャ」と書かれた1通のメールから...
野菜の旨み研究中、店主の櫻井です。
先日この通販サイトの、問い合わせフォームに、興味深いメッセージを頂きました。
滋賀県で作られている無水調理鍋、《liloダッチオーブン》についての説明がありました。
そして私どもが常々申している、「京料理のなんたるかは、素材の味を生かすこと」に共感いただいた旨を、熱く丁寧にメッセージいただきました。
そこからはトントン拍子、すぐに直接お話しする事になり、今週には調理する機会に恵まれました。
直接話してみて、そして調理してみて『lilo』さんの
「道具へのカンシャ」
の理念に櫻井おおきくうなずきました。
論より証拠。
無水調理
がとっても簡単にできます。
野菜を洗って切って、《liloダッチオーブン》にいれて弱火で加熱するだけ。
良い香りがしてきたら、できあがり。繰り返しますが、
いと簡単!!
このために上賀茂の白菜と葱を分けていただいたので、その旨みと甘みを最大限に味わいました。
「何も足さない」そして「何も引かない」そんな調理です。

寒い上賀茂の畑で、滋味いっぱい蓄えた冬野菜の旨みを、存分に楽しみました。
自然の恵みをまずはそのまま味わったら、お次はちょっと味変させたいのが、今のはやり。
私どもの商品、「食べるポン酢」をすこし載せてみました。
「旨み爆弾」とレビュー頂いた、あわせ柚果汁に浸された「本枯れ節」が、野菜本来の持つ旨みと相乗効果で、とっても美味しい!!
お箸が止まらなくなってしまいました。
食べ過ぎたのはいうまでもありません...
そして、なんといってもこの《liloダッチオーブン》、扱いがとっても簡単なんです。
弊店でもホーロー製のテリーヌ型や重たい鍋を使うことがあります。
見た目にくらべてとても重たいので、鋳物製品は持つときは気を入れて持たないと、危ういことになります。
しかし、この《liloダッチオーブン》は、土鍋なのに軽いんです。しかも衝撃に強いと説明にありました。
土鍋というと、洗浄後に乾かしたり、急加熱はひび割れるなど、デリケートで面倒なイメージがありますが、そんな心配はいまのところございません。
ビックリしました。さすが自信を持って薦められるだけのことはあります。
もっと「道具へのカンシャ」を感じながら、大切に使いたいと思いますので、
また続編を書きます。
…Nob's postscription
幸か不幸か、私どもの本通販サイトのアクセスが伸びるにしたがって、各種営業メールや電話もたくさん頂くようになりました。
ネットビジネス・広告系が多く、現在そのようなお問い合わせには申し訳ないのですが、お応えしていない状態です。
いい意味それとは正反対、liloさんの心を動かされる文章には、学ぶべきところがたくさんありました。
良いご縁をありがとうございます。