今日は「事始め」です。
先日、お歳暮シーズンがどんどん前倒しとなっていると書きました。
本日12月13日は、「事始め」です。
40年ほど前は、「事始め」までにお歳暮を贈ると、
まだ「事始め」も済んでいないのに、せわしない=あわただしい
と、言われる方もいらっしゃいました。
今は薄れる風習を大切にされた、古き良き時代の話です。
では、その「事始め」とは何か…?
いまもその風習が残るのは、京都の花街です。
12月13日は節目として、正月の準備を始める日とされています。
具体的には、お世話になった方々に、ご挨拶まわりをする日です。
先日のブログは、文章だけでしたので、京都の四季・花街の写真をたくさん撮られている、ZA工房の森脩さまにお願いして、写真をお借りしました。
このページに載っている写真は、すべて森さま撮影の画像です。
コロナ禍ゆえのマスク姿が、残念だと仰っていました。
祇園甲部の情緒あふれる素敵な写真をありがとうございます。
さて、いよいよ正月準備の始まりです。
料理屋の正月準備といえば、おせち料理の謹製。
できることから少しずつ精進致します。店主謹白