「緑の宝石」ともいわれる福井県三方地方若狭町産の、「剣先梅」を丁寧に仕上げました。
梅の実の先端がやや尖っていることから、「剣先」という名前がついています。
仕込み前の梅の実は、一粒約35グラム前後あり、サイズは充分に大きいです。
剣先梅の特徴は、実の大きさのわりに、種が小さいこと。つまり肉厚です。
京都市場では、他の産地の梅も入荷しますが、京料理さくらい的には「三方の剣先」がトップブランドです。
大粒で皮がきれいで、傷ひとつ無い特上品です。
長い時間を掛けて仕込むものであることから、材料が良いことには始まりません。
1番良い材料を持っているし、その姿を美しく変えていくことに、喜びを感じます。
表面がデリケートなこの青梅を水につけて、徐々に加熱していきます。
極弱火、本当に消える寸前の極めて弱火であく抜きをします。
水を替えながら、ゆっくりゆっくり梅の酸っぱさをマイルドにしていきます。
あく抜きの工程が終わりましたら、種子島の「島らめ」を徐々に加えて、加熱します。一度入れると皮がしぼります。
そして、このときに鮮やかな緑色になるコツがあります。
- 赤い銅鍋で加熱
- 梅を転がす
- 蓋を少し沈める
ざっくりと書くと上のようになります。
すると...
梅の果実全体が、まんべんなく緑色になりました。
冷えたら完成です。
梅の程よい酸っぱさ、島ざらめの奥深い上品な甘みが特徴です。
今の季節のむし暑さにまだ慣れていない体、癒してくれます。
いつもは酒の肴(酒肴)やご飯のお供を調理していますが、めずらしく「和のスイーツ」でございます。
お召し上がりください。
名称 |
果実甘露煮(青梅ひすい煮) |
原材料 |
青梅(福井県若狭町産) 島ざらめ(鹿児島県種子島産) 食塩 |
内容量 |
7ヶ (450CCのビン容器に梅と島ざらめの煮汁が入っています。) |
保存方法 |
冷暗所で21日開封後は冷蔵の上、お早めにお召し上がり下さい。 |
製造者 |
有限会社京料理さくらい |
※夏は炎天下での輸送を避け、クール冷蔵便で出荷します。ご理解お願いします。
※本品製造の調理場では、玉子、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生を含む製品を製造しています。
※本ビンは、ビンのサイズ規格により、熱脱気により手動で巻き締めています。巻き時固い場合は、フタを優しく叩いてみてください。 ※ ※本品対応の
化粧箱はございません。のし紙対応は出来ません。
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