本枯れ節の魅力とは ①
かつお節「賀茂削り」の魅力伝播に努めている、店主櫻井です。
先日、伝統文化体験をテーマにした動画を作ってもらいました。
私自身が、京料理さくらいの成り立ち、さくらいの特徴などを語っています。
私どもの強みは、なんといっても、薩摩枕崎の本枯れ節を節のまま仕入れまして、店内で自ら削っていること!!
本枯れ節は、あらかじめ血合い(血管)を取り除いて、納めてもらっています。
血合い有り無しの、飲み比べをすると、明らかになしの方が澄んだ味となります。
そして、薄く細やかに削るためには、本枯れ節は文字通り「枯れている」必要があります。
とてもするどい鉋(かんな)で削るので、やわらいかいと粉々になります。
叩いても割れないくらい、堅くないといけません。
一番だしをひくために、利尻昆布の旨みを充分に抽出し、そこに削り立ての本枯れ節を惜しげも無く、ふわふわと入れます。
美味しい一番だしを味見すると、とても幸せな気分に浸れます。
自己満足な気分では無いのですが、そんな画像、味見の画です。
動画撮影のときに、たくさんスチル画像も撮っていただきましたので、今回は写真モリモリです。
その動画は、こちらです。
ご覧いただければ幸いです。
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