「口春到来!! 花ちりめんの秘話」

料理業界で、「木の芽」といえは、山椒の葉をさします。

この時季むせかえるような「木の芽」の香りを感じると、修業時代だった春の超繁忙期を思い出します。

いまから30年弱前、このシーズンは洗米中に手を動かしながら、立ち寝をして、先輩に叱られていた店主の櫻井です。あの頃は若かったです...

さくらいの花ちりめん

山椒のなかでも、葉でなく「はな」がございます。それが「花山椒」山の幸を代表する春の食材です。

葉は一年中、促成野菜として出回っていますが、花はほんの一瞬。一週間ほどしか出回りません。

 

この花山椒を、京料理さくらいでは、直接生産者さんからおわけ頂いています。嵯峨嵐山の奥座敷、ゆずの里として名高い水尾から、昨日も届けて貰いました。

 

京土産として人気のちりめん山椒には、通常、実山椒が入っています。

花山椒を用いる
さくらいのちりめん

しかし、私(店主)の想いで、同じ物を作っていても、お客さまにご興味を持っていただけない、さてどうしようと悩んでいたところ「そうだ、花山椒を用いよう!!」とひらめきました。

花山椒をいれて、特別な「花ちりめん」を仕立てました。 

 

 

当時の経緯を説明しますと...

弊店がこのような佃煮を作って、パック売りしたのは、この10年ほどです。どちらかというと後発ですから、どうしたら他店さんと差がつくか一時期とっても悩んでました。

ただ先述のように。花山椒の出回る時季は1年の内のほんの一瞬、この機を逃すと、1年待たないといけません。

ちょうどその年のシーズンの前に、生産者さんと出会った次第です。

繁盛繁栄は人の繋がりから...といいますが、まさにうれしい出会いでした。長くお付き合いいただいている事に、ほんとうに感謝しております。

花ちりめん、京料理のエッセンスを生かした、薄口の美味しいちりめん山椒です。花山椒の緑もはえて、まさに口春到来って感じです。是非食べてみて下さい。

>>花ちりめんお求めはコチラ