「おだし茶漬け」考
弊店をご贔屓にしていただいているお客さまからのひと言。
「だし茶漬けセット」を考えたらどうですか?
この言葉をずっと自らの中で問いかけていた、店主櫻井です。
ただ、ご家庭で「おだし」を煮出すのは、ひと手間もふた手間もかかります。
なんとか簡単な方法が見つからないかと、ビーカーで試行も致しました。
お茶漬け用には、美味しい出汁が出たのですが、ところがこれでもやっぱり手間がかかります。
しかし、化学調味料などの力で、うまみを付加することは、私どものポリシーに背きます。
お湯をかけるだけの市販のお茶漬けのモトのように、もっと手軽に楽しめないか...??自問自答していました。
それなら
思い切って!!
と、こんな仮説にたどりつきました。
【超極薄に削った かつお節「賀茂削り」を直接お茶漬けに入れたら、「おだし茶漬け」になるのではないか...?】
細く切った利尻昆布も、一緒にいれたらどうかと...
すぐに「うまみ」がお湯に抽出されることは、いままで何度も実証済みです。
ならば試してみようと、今日実食しました。
このブログに書くということは...成功したんです!!
ご提案に至るまでは、まだまだ必要な事はたくさんあるのですが...
「考えるより動け!!」を実行した結果、うつわの中でおだしが出ました!!
これは、超極薄のかつお節「賀茂削り」と千切りにした利尻昆布のおかげです。
このやり方は、イチ推しです。
はな山椒のはいった、私どもオリジナル”ちりめん山椒”「花ちりめん」をトッピングして、お湯やお茶をご飯に注ぐだけなら、どうしても味が薄まります。
かといって、反対に湯を注いだ際に、適度な塩分になるよう味付けすると、「花ちりめん」単体で食べるには塩辛くなります。
「おだし」の旨みがプラスされることにより、塩分量はそのまま。
塩分を補うことなく、旨みが増幅しました。
減塩食の考え方と同じです。
今日は、「花ちりめん」
「はも茶漬け」で「おだし茶漬け」を試しました。
ホントは秘密にしたいくらいの、「おだし茶漬け」の超絶簡単レシピ。
是非、かつお節「賀茂削り」と私どもの「京の煮焚きもん」各種でお試しくださいませ。
何かお尋ねございましたら、店主直通のLINEまでお問い合わせください。100%返事します。
本当にありがとうございます!!