北大路魯山人先生と上賀茂
お越し頂きありがとうございます。
京の煮焚きもん店主の櫻井です。
上賀茂が輩出した偉人のひとりに、芸術家であり美食家の 北大路魯山人先生がいます。
今では大田神社さんの南側に生誕の地と、碑と銘板が建っています。
(弊店から歩いて5分ほど、今朝写真を撮ってきました。)
同じ上賀茂生まれの者として、誇らしく思うのですが、残念ながら私どもとは直接関係ありません。
しかし先生が幼少期過ごした上賀茂の風景のなかで、直接ご覧になった大田の澤のカキツバタ 神宮寺山のヤマツツジ
この花々の原風景はありがたいことに、私どもも現在見ることはできます。
(器は乾山写し 燕子花透かし鉢 11世和田花光窯作)
魯山人は、自らの美意識の根底には、このヤマツツジの鮮やかな赤があると後年言っていたそうです。
6歳に養子に出されたため、幼くして上賀茂を離れてしまうのですが、そんな時ことを、はっきり憶えていて、なおかつその美しさが本人の美意識を養ったと聞きますので、ひとこと 天才です。
比べるわけではありませんが、私が6歳のときに、「ドラえもん」のTV放送開始だそうです。私はTVにかじりついていたと思います。隔世の感があります。
つぎは、「日本料理は茶漬けにはじまる」といった魯山人先生のくだりを書きたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。 店主謹白
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