玉子とじは目玉焼き!?
いつもご覧頂きありがとうございます。
京の煮焚きもんさくらい店主の櫻井です。
玉子丼は目玉焼き?!・・・これはまかないではもの玉子丼を作ったときの話です。
内輪の話で恐縮です。
まず、めんつゆ程度の出汁に、はもの尾っぽとミョウガ・タマネギをいれ、はもに味を含ませます。
そこに全卵を投入。
とき玉子ではありません。
くどいようですが混ぜずに全卵を入れます。
修業時代、まかない作り(同時はばんざい係といってました)の際に、具がぐつぐつと煮える鍋に、全卵を溶かずにいれる先輩に、「目玉焼き」作るんですか?! とすこしビックリした意味も込めて聞いたところ、アホか!! と怒られた記憶あります。ハイ当たり前です。
当時は怒られたと思っていた事でも、今となっては教えて頂いたありがたいことになります。こちらも当たり前です。
そして、こちらにこうして当時のことを今ここで書けるのも、幸せだと思います。本当にありがたいことです。
話を元に戻すと、白身は早く凝固するので、黄身は崩さず、白身が固まってから黄身に火を入れる ざっとこんな手筈です。
個人的な好みですが、新鮮な卵を使うと、半熟程度で食べるのが好きです。
子供の頃は固ゆでしか食べられなかったのに、歳を経ると好みが変わるものです。
いろいろ話が飛ぶんですが、短文にまとめました。
おうちでお丼を作られるときに、参考になさって頂ければ幸いです。
お読みいただき、ありがとうございました。 店主謹白
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