山椒について
京の煮焚きもんさくらい店主の櫻井です。
今回は、京の煮焚きもんに無くてはならない素材「山椒」のご紹介です。
京都市右京区、嵯峨・嵐山の奥座敷、水尾の里で農家さんが丹精込めて作られています。そちらの息子様と長いご縁でして、直接おわけ頂いています。
「山椒」には、「はな山椒」と「実山椒」があります。山椒の若葉は特に「木の芽」とよびましてよく使われますが、ここでは書きません。
まずは「はな山椒」について
4月中旬、桜が散るころ。山椒の花が咲き始めます。
黄色く可憐、山椒の花の旬はわずか10日。花も食べることができる山椒です。山椒にはオス株とメス株があり、花山椒として花を収穫するのはオスの木からです。ちなみに、実ができるのはメス株だけです。
山椒の花は一般に出回らない、珍しい食材です。当店「京の煮焚きもん さくらい」では、生産者さんから「はな山椒」を直接わけいただき「花ちりめん」を作っています。
そして、もう一つは、「ほんまぐろ有馬煮」こちらには実山椒を用いています。(日本料理の世界では、実山椒を使った料理に、実山椒の名産地・兵庫県有馬の名前を使うことがあります。)
当店の実山椒は、はな山椒とおなじく水尾で栽培されたものです。
「ほんまぐろ有馬煮」にはたっぷりの実山椒を加えていますが、スパイシーな刺激は控えめ。水尾の実山椒は辛みがとがっていないため、食べ進める際のよいアクセントになっています。
後から香る実山椒が何とも心地よい、と評していただいています。
ともに、酒の肴(さかな)にぴったり、おうちごはんの幅がひろがる商品です。
もちろん、ごはんのお供にもぴったり!!
「家でお酒を飲む」機会が増えた方へ。
100年の老舗「京料理さくらい」から京料理の肴をお届けします。
日本酒の香りを邪魔しない保存料なし。素材を活かした技法にこだわる。
ひとつずつ店主の手作り。「保存料なし」「化学調味料不使用」はもちろん、素材にこだわり、素材を活かす技法で仕上げた京料理です。どうぞ晩酌のおともにお試しください。
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